地盤調査

地盤調査は、住宅建設に適切な地盤かどうかを判断するための調査です。
建設地の土質、周辺状況(水路までの距離や土地の用途など)を観察し、
地形図や過去の災害例などのデータを検証し、地盤の強弱を推定します。地耐力調査の結果も踏まえ
最適な地盤改良方法の決定、建物基礎の設計を行い、地震や地盤沈下などの自然災害に備えます。
なお、地耐力調査には、住宅の支持力特性を把握する地盤調査方法として広く用いられている
「スウェーデン式サウンディング試験」を採用しています。
先端がねじ状になったスクリューポイントに荷重をかけ、回転ごとにロッドが地中にどれだけ沈んでいくかを計測し、
土の硬軟や土層の構成を判定する方法です。


基礎の仕様

ベタ基礎を標準採用しています。
ベタ基礎は建物下の地盤全体に鉄筋を配筋し、コンクリートを打設する方法です。
鉄筋コンクリート面全体で建物を支えるので、地震や台風などの外力を分散させて地盤に逃がすことができます。
また地面をコンクリートで覆うため、シロアリや地中からの水蒸気を防ぐ効果もあります。

ただし、敷地全体の地耐力が均一でない場合には片方が沈み片方が浮くなど不同沈下が起こる可能性が
あるため、地盤調査結果を検討したうえで、地盤改良方法や採用する基礎の形状を決定します。


基礎パッキン工法
地窓による従来型の床下換気では空気のこもる場所ができてしまい、土台が基礎コンクリートからの湿気を
吸収してしまいます。
基礎パッキン工法を用いることで床下をまんべんなく換気します
 

構造、工法

構造用パネル大壁軸組工法

従来の木造軸組工法は柱と梁と筋かいが主要な部材で、地震の水平力に筋かいで耐える構造です。
地震で水平方向の力が加わると点である接合部に力が集中し、マッチ棒で組み立てた枠のようにゆがんで
崩れてしまいます。


構造用パネル大壁軸組工法では、構造体に集成材や補強金物、構造用パネルOSBを使用します。

外壁には筋かい+構造用パネル、床には伝統工法の火打梁+剛床工法を採用して面を構成し、マッチ箱の
ように建物全体を一体化して外力をそれぞれの面に分散させ、高い耐震性を実現します。

           
構造用パネル                         集成柱

エンジニアリングウッド

柱と梁にはエンジニアリングウッド(集成材)を使用します。
国産杉(軽い、ねばり強い、高い弾力性・耐久性・抗菌性・耐蟻性)と、ベイマツ(強くてたわみにくい、高い
圧縮性・引張強度)、両樹種の優れた特性を活かして組み合わせたJAS認定構造用異樹種集成材です。

プレカット加工

構造部材は工場で機械加工されます。木造軸組工法では各部材に継手、仕口などの複雑な加工技術が必要です。
工場加工により正確でばらつきの無い加工精度、品質が得られます。

通し柱と梁の結合

構造部材は工場で機械加工されます。木造軸組工法では各部材に継手、仕口などの複雑な加工技術が必要です。
工場加工により正確でばらつきの無い加工精度、品質が得られます。

              
金物(1) 金物(2) 金物(3)

剛床

階と2階の床は剛床工法(根太レス工法)によります。
さねつきの厚物構造用合板を土台や梁の上に直接敷き、接着剤と釘で固定します。ひずみや横揺れに
対し、従来の根太組床の3倍の強度を持ちます。
また、剛床にすることで建物が一体化され、床に接する全ての壁面、距離の離れた耐力壁にまでも外力を
分散して伝えることができます。
特定の場所だけに負担が集中することなく、建物全体として高い強度が得られます。

                   
1階床 2階床



断熱材

現場発泡硬質ウレタンフォームによる「内断熱工法」をおすすめしています。
建方の後、建物の隅々まで隙間なく発泡性のウレタンフォームを吹きつけます。
気泡には熱伝導率が極めて小さい(空気と比べ約1/3)ガスが含まれており、高い断熱性が得られます。
メンテナンスフリーで経年劣化が少なく断熱性能が落ちないことも特徴です。

また、壁パネル全面に発泡ウレタンを吹き付けて密着させるため、結露・カビ・腐朽菌から木材を守り、建物
の寿命も長くなります。
※金融公庫認定次世代型省エネ住宅工法 認定番号:住公発第174号(建)

内断熱のイメージ 柱と柱の間、壁の中に断熱材を入れます。
断熱材にはグラスウール、セルロース、ウレタンパネル、
現場発泡ウレタンなど、多くの種類があります。
最も手軽で一般的なのはグラスウールですが、
現場発泡ウレタンをおすすめしています。
外断熱のイメージ 柱の外、壁と外壁材の間に断熱材を入れます。
断熱材は一般にウレタンパネルを使います。
ウレタンパネル自体の耐久性は高く、高い断熱性が得られます。
パネルの繋ぎ目に貼る気密テープの経年劣化が気になるところです。


内断熱も外断熱も、それぞれに長所があります。正しい知識と工法で施工されれば、
いずれも高い断熱性能を得ることができます。
材料や工法によって、得られる断熱効果もコストも違ってきますし、
ごく自然な経年変化によっても断熱効果は変わっていきます。
バランスのよい計画で、いつまでも快適なお住まいを実現していただきたいと思います。

保証制度(住宅瑕疵担保責任保険)

住宅瑕疵担保履行法が施行された平成21年10月より以前から、日本住宅保証検査機構(JIO)に加入して
います。

住宅瑕疵保険「JIOわが家の保険」は、
住宅品質確保法に基づいて定められた「構造耐力上主要な部分」および「雨水の浸入を防止する部分」の
瑕疵について、10年間保証するものです。

保険金の適用は補修費用・仮住居と転居にかかる費用・損害調査費用・求償権保全費用で、JIOの承認後、
必要な費用が施工業者に支払われます。

保証制度(地盤保証)

住宅瑕疵担保履行法に関る保険範囲の適用外の「地盤部分」について、
「地盤総合保証システム」を持つ業者に地盤調査を委託し、「保険付保証証明書」を発行しています。
地盤にまつわるお住まいの万一の瑕疵に対し、補修費用が保証されます。

保証制度(地盤改良保証)

地盤保証と同様に、地盤改良工事についても「総合賠償責任保険」に加入している業者に
工事を委託しています。

地盤改良工事にまつわるお住まいの万一の瑕疵に対し、補修費用が保証されます。



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